のびデグとは?


のびデグに会社紹介
~のびデグ研究員ノビソンと、デグーコジカちゃんの会話~

ノビソン「じゃ、今日も行ってくるよん」
コジカ「ちょっと待った!!」


ノビソン「ん?どうかしたの?」
コジカ「毎日この時間になると、決まってどこかに出かけていくけど、どこに行くの?」


ノビソン「会社だね」
コジカ「会社?会社ってなに?」


ノビソン「デグーの世界に会社なんてないからねぇ。まぁ簡単に言うと、会社っていうのは人が集まっていろんな仕事をする場所だよ」
コジカ「へぇ、毎日会社って場所にお仕事をしに行くなんて働きものだね。ちなみに私の仕事はチモシー集めだ」


ノビソン「うんうん、君が毎日チモシーを集めるからケージ周りは散乱しまくって、私としてはとても困ってるんだけどね」
コジカ「むむむ、私のチモシー集めでそんなに迷惑が...ちなみにノビソン君の仕事ってどんな仕事?(忍法、話題をそらすの術)」


ノビソン「私の仕事は君が使う用品をつくることだよ」
コジカ「私が使う用品?本当に?」


ノビソン「うん」
コジカ「そうなの?そんな仕事が仕事として成り立つの?」


ノビソン「そうだね、言われてみれば僕としても不思議だ(笑)」
コジカ「私の用品を使ってそんなにお金が稼げるの?」


ノビソン「会社は知らなかったのにお金の概念を知ってるデグーっていったい...まぁそこに関しては、君のようなデグーたちがみんな喜べて、僕のようにデグーを育ててる飼い主さんみんなが喜ぶものを作れれば、中には買ってくれる人もいると思うよ」
コジカ「でもお金がめっちゃ稼げるわけじゃないでしょ?」


ノビソン「さっきからなんでお金のことを気にしているんだい?」
コジカ「だって、最近になってペレットの量が急激に減ったから、ひょっとしたら貧乏になってしまったのかと思って...」


ノビソン「いや、ペレットの量が減ったのは君が単に太りすぎ...」
コジカ「ストーップ!!ごめん、状況は理解したからそれ以上は言わないで涙」


ノビソン「わかったわかった(笑)まぁ実際にはお金にはならないかもしれないけど、この仕事にはとっても大きな意味があると思っているよ」
コジカ「どんな意味があるの?」


ノビソン「この仕事をするだけでとっても心が温かくなるんだ」
コジカ「うん?温かくなる?保温ヒーターでも作ったって事かな?」


ノビソン「いや、ヒーターは開発してないね。まぁ、この気持ちは動物にはわからないかもしれないけど、例えば君は心が温かくなる瞬間ってないのかな?」
コジカ「ペレットを食べるときかな」


ノビソン「だからそんなに太って...」
コジカ「あ!違う違う...そ、そうだ、温かくなる瞬間思い出した!」


ノビソン「ほほう、君が温かくなる瞬間はいつかな?」
コジカ「ノビソン君が私の顔をなでなでしてくれる時だ!」


ノビソン「なんと!僕も君の顔を触るときは心がとっても明るくなるよ」
コジカ「そっか、みんな同じ気持ちだったんだね。その気持ちだったら私も理解できるぞ。でも、私の用品を作る仕事がそれくらい気分のいい仕事になるの?」


ノビソン「うんうん、君はとっても可愛いけど、実は育てていると神経を使う事が意外と多いし、市販のペット用品だとわがままな君の性格に合うものも少ないからねぇ、しょうがないから、毎日デグーの研究して作っちゃうわけだね。開発が進むたびに君も僕も快適になっていくのが分かるし、同じようなことで困ってる飼い主さんを助けられると思うと心がポカポカしてくるよ」
コジカ「わがまま?さっきからちょくちょくディスられてる気が...」


ノビソン「気のせい気のせい」
コジカ「まぁ、いいや。でもさ、私のために用品を作ったっていうけど、そもそも私ってどんな動物なの?」


ノビソン「うーん。簡単に説明はできないけど、一言でいうなら、野生の環境を考慮して飼育をすると、ケージも多くなければいけないし、部屋もたくさん作らなきゃいけないし、部屋の大きさも適正にしなきゃいけないし、木製の素材がたくさん必要になるし。それから...」
コジカ「全然一言じゃない!っていうか私ってそんなに面倒くさい動物だったの?」


ノビソン「うん!」
コジカ「がーん、ショ、ショックだぁ、私ほど手間のかからない動物はいないと思ったのに...」


ノビソン「いやいや、実際大変だよ、前だってチモシーバラまいていたし」
コジカ「うっ...そ、それは私にもチモシー集めの仕事があるから...」


ノビソン「あと、おしっこで木のステップが臭くなっちゃったし」
コジカ「うぅ、だって私はトイレ我慢するの苦手だし」


ノビソン「この前フェンスで遊んでた時なんで、齧って穴開けて逃げ回っていたし」
コジカ「そ、それはげっ歯類としての事情が...」


ノビソン「ほかにも...」
コジカ「ストーーーーップ!わかったからそれ以上言わないで涙」


ノビソン「まあまあ落ち着いて、でも最近はそんな飼育問題も起きてないんじゃないかい?」
コジカ「え?そうだっけ?」


ノビソン「例えば、最近ケージ周りにチモシーは...」
コジカ「あれ?全然散らばってないかも?」


ノビソン「おしっこのにおいは?」
コジカ「そういえば、毎日おしっこしまくってるのに全然におわない」


ノビソン「フェンス遊びの時はどうかな?」
コジカ「そういえば、最近脱走できなくなったような気が」


ノビソン「ふふふ、つまりそういうことだよ」
コジカ「どういうこと?」


ノビソン「私の作った用品が君の飼育問題を解決したってことだね」
コジカ「なんと!なんか最近生活が異常なほど快適になったと思ったけど、ケージの中に入れた用品のせいだったのか!」


ノビソン「気づかなかったのは、君がありのままで生活を送れていた証拠だね。良いことだ。」
コジカ「むむむ、なんかしてやられた感じが恥ずかしいけど、認めざるを得ない」


ノビソン「恥ずかしいことなんかないよ。これからも君が思うがままに生活しても何の問題も起こさないようなそんな用品をどんどん作っていくから、安心して好きなように生活してね」
コジカ「うん、もっと私が快適に過ごせるように、これからもいい用品たくさん作ってね」


ノビソン「もちろん!今日も頑張って用品を開発頑張る…だからね...」
コジカ「うん、そしたら最後に私のほっぺた撫でてくれると嬉しいな

 



『のびデグ』では研究施設のデグーさんたちを、愛情をもって直接育てながら、デグーと飼い主さんがのびのびと過ごすことのできるように、専門用品の研究開発を行っております。
開発のためには国内外の論文で、飼育の見地を広げながら、またSNSを通して飼い主さんのご意見を伺い、常にデグーと飼い主さんにとって適正な飼育法とそれをかなえる為の用品を開発できるよう心掛けております。
飼育問題解決の答えが、国内で見つからなければ海外の情報まで探します。答えが見つかるまでは絶対にあきらめません。

今日も多くのデグーと飼い主さんがのびのびと過ごせますように心より願いながら、研究開発を頑張ります。

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